春の香りと新入社員

電車や駅では、リクルート姿の集団が多く見られるようになってきた。

春。

不安そうでもあり、まだお互いを良く知らないこともあってか、少しよそよそしい。高校や大学の入学式の後のように、社会人になっても、やっぱり自分の居場所を探して、見つかればほっとする。これは何歳になってもそうなのかもしれない。
そうかと思えば、そのおどおどした態度とは裏腹に、最近の新入社員は上司に対して大した恐れがないらしい、とよく新聞などで報じられている。今日なんて、会社で一番危ないのは課長だと・・・・・悲しいかな・・・でもこれも欧米化の一環なのかもしれない。欧米社会は弱肉強食。日本のように年功序列でビジネスはやっていけない。日本にもそういう時代が訪れようとしているのだろうか・・・。

先週友達が中国からやってきた。自分では普段行かないような場所をかなり渡り歩いた。

桜やタンポポ、菜の花、つくしまで顔を出し・・・その中でも一番目を引いたのがチューリップ。
今では花屋のあちこちにきれいなチューリップが並んでいる。花瓶にいけるより、やっぱり花壇に咲いているほうがいい。でもこの狭いアパートの狭いベランダでは、鉢植えが精一杯。

短い春が終わる前に、一つ鉢植えを買ってみようかな。