Monday, January 24, 2011

お歯黒(鉄漿)

おいしい海鮮丼を食べているのですが・・・・・

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ついついいつもの癖で

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てへ

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お歯黒遊び ^^

さて!この お歯黒 という言葉ですね、語源をご存知ですか!?

お歯黒鉄漿(かね)とも言います。

これは成人が歯を黒く塗るという化粧の一種で、なんと平安時代から始まった慣習なんです。始めは貴族の間だけだったのが、武家社会にも広がり、この慣習はなんと明治時代まで続いていたんです。

鉄を酢や酒などに浸して出た茶色の液体に五倍子(ふし)の粉を混ぜたもので、この成分は虫歯予防の効果があり、現代ではHY材という名称で歯医者さんで使うセメントとして使われています。

他にも詳しく鉄漿について知りたい人は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E6%BC%BF
チェキラッ。

意思と恐怖

写真(5)
何かに立ち向かう意思があるかぎり、そうした恐怖がつきまとうのは自然なことだろう。それでも”なぜ私がことにあたらないでおられよう”と考える人間こそが、「人類の道徳的進化」を果たす。そういう人間たちの集積が、この社会を豊かにし、そして安らかにするのだ。わたしにも好きな言葉があった。学生時代に読んだ『歴史の研究』の中でアーノルド・トインビーはこう書いている。〈生の最中、我々は死の中にいる。誕生の瞬間から常に人間は、いつ死ぬかわからない可能性がある・そして、この可能性は必然的に遅かれ早かれ既成事実になる。理想的にはすべての人間が人生の一瞬一瞬を、次の瞬間が最後の瞬間となるかのように生きなければならない〉次の瞬間が最後の瞬間であるのなら、どの瞬間も光り輝く至上の時間なのだ。

白石和文著 一瞬の光より。

完全なる意思には常に自信ではなく計り知れない恐怖が付きまとう。それが完全なる強い意志を抱いているある意味の証拠なのかもしれない。

言葉の価値

イエスはオリーブ山へ行かれた。朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、ご自分のところにやって来たので、座って教え始められた。そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、イエスに言った。「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。こういう女は石で撃ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」イエスを試して、訴える口実を得るためにこう言ったのである。イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いたものは、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。
ヨハネによる福音書8章1-9

人の罪の意識ってどうなってるんだろうと考える。人の心のモラルや良心よりも紙面の法律を重視して犯罪を見つめる人は、簡単に他人の「罪」を批判しその「罪人」を批判するだろう。自分はそんなことは絶対にしないと思っているのだろう。彼らはたまたま、そういう「罪」を犯さないでいいような環境で育ったというだけのことかもしれない。空虚な言葉がメディアを飛び交う。他人が犯した法律上の罪に関して偉そうに批判することほど、愚かな姿はないと思う今日この頃。

愛を教えてください(マザー・テレサの祈り)

主よ、騒がしいどらや
やまかましいシンバルのようにではなく
愛をもって語るすべを 私に教えてください

人に理解する能力を、山を動かすほどの信仰を
私にお与えください
いつも愛をもって

忍耐強く、 情け深い愛を
ねたまず、高ぶらず、 自分の利益を求めず
いらだつことを知らない愛を

真実を喜び、すべてを忍び、すべてを信じ
望み、耐えるあの愛を
主よ、私にお与えください

万物が滅び すべてが明らかになる終末の日に
私が確信できますように
弱かったにもかかわらずこの私が
主の完全な愛を
絶えずわが身に映し続け得たということを

Thursday, January 20, 2011

未来工業

日本でも大手にひけをとらない会社、未来工業をカンブリア宮殿でとりあげていた。

社長さんは一見態度がでかく怖そうなおじいさん。口調も結構荒い。

だけど経営者としての彼の行動、言動には日本企業にはまずない何かがあった。
この未来工業は徹底的に他企業との差別化を図るように社員に呼びかけている。会社中至る所に、「常に考える」と書かれた看板が掲げられ、それはトイレの鏡にまでシールで貼られている程だ。

他にもこの会社の変わった点は沢山ある。
例えば、コンセントなど使っていないときは必ず抜かれ、廊下なども人が通っていないときは真っ暗。いわゆる超ドケチ。
かと思えば、社員が何か提案書を出せば、採用不採用に関わらず500円で買い取る。多い人では月に200枚の提案書を出していた。そうすることで社員に常に考える事の喜びを覚えさせるのだと社長は言う。
また、就業時間は7時間15分。社員は皆残業なしで5時半には帰宅。社長の理念では、「食って寝るだけならブタでも牛でもどんな動物でもやってる。人間は人間らしい生活を送らなきゃいけない。しかし今の日本企業の社員は動物と一緒、会社から遅く帰って、食って寝る、そしてまた出勤。社員を早く帰らせれば6時までに帰って飯が食える。夜だけでも最低4時間は自分の好きな事をする、人間らしい生活が出来る。それによって会社での生活も向上する。」なるほど、私生活が潤う事で社員としての生活も潤うという事。

会社にはクラブ活動があり、3人以上まとめてクラブを構成すると活動費として1万円が支給される。昼休みには社内の一室でヨガやエクササイズを行う社員も見られる。

驚くべきは給料と社員旅行。
まずこの会社で働く人780人全てが社員。アルバイトは一人もいない。
給料は岐阜の田舎であるに関わらず平均600万以上の高水準。5年に一度の社員旅行は全て会社持ちで海外旅行。オーストラリアやエジプトなど、一回の負担は1億以上だという。

そこまでして社員を大切にする会社は、まず日本には他にはないだろう。
社長も言っていたが、日本企業の経営者はリスクを恐れているからだと思う。多分この会社をまねてみたい、こうなりたい、と思っている経営者はいるだろうが、実行に移して、社員が怠けてしまったらどうしよう、会社がこんなに社員にお金を渡すのは嫌だ、など、やはり会社存続中心に物事を考える者が多い。
未来工業の社長は、「日本の経営者は、社員を馬のように扱う。ー走ったらごほうびにニンジンをやる。ノルマを達成してこい、というタイプ。でも私は、社員を人間として扱う。人間は、馬と違う。人間には、ニンジンやるから走れ、と言う。そもそも日本人は、よくしてもらったら恩を返すという性質があるからそれを生かす経営をする。」

インタビューでも、会社に本当に感謝している、不満なんて一切ないという社員ばっかりだった。ノルマはないが、高額の給料をもらい、皆が切磋琢磨会社をよくしよう、としている環境で働いていれば自然と色んな事を向上させる為に働くようになる。
「私は社員に給料を与えてるんじゃない。入ってきた分け前を分けているだけ。少なければ自分たちの取り分が減るのだから給料がもっと欲しければもっと働いて会社の業績を伸ばせばいい。」
納得。

こんな企業がもっと生まれてこなければ日本はこのまま沈没していくだろう。社員を蟻のように働かせ、精神的余裕や幸せを蝕んでいく企業経営者は、一歩踏み出して、「人」と働いているのだという事を考え直す必要があると思う。日本企業の社員のあり方は海外企業の社員から見ても明らかに不健康だと思われている。よく、"inefficient"だと言われる。早朝出勤するが前の夜も遅くまで残業していたせいで眠くて仕事が捗らない。日中にうつろな顔で喫茶店で何時間も過ごすサラリーマンも何度も目にしたことがある。大体一日8時間集中して仕事を毎日して成果が上がらないのならそれは経営そのもの、人員、その仕事に当たる人数など、経営者側の問題になってくるべきだと思う。日本を再び再生させる為に、経営者はこの未来工業の経営から学ぶ点が沢山あるように感じた。

Thursday, January 06, 2011

昨年のおさらいをちょっと・・・

1月2日の初売りビデオを撮りに渋谷に出かけたら年明け早々ばっちりインフルにかかりましたので、気付けばもう6日!

ということで、このブログ更新も年末年始滞っておりましたので、ちょっと年末を振り返りたいと思います。
まずは年末、ちょっと鉄子デビューしました 笑

ドクターイエローっていう新幹線(試験用なので人は乗れない)が東京駅に入ってくるとの事で、わざわざ入場料を払ってホームにその姿をとらえに行きました!

その姿がこんな感じ↓
ちゃんと説明も加えてみました☆